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小林よしのり
2017.7.25 03:35日々の出来事

「証人喚問」しかないのである!


安倍晋三が低姿勢だったと評価する者がいるが、笑わせちゃ

いけない。

言葉と表向きの態度だけで騙されるのなら、幼児レベルの

頭脳だ。

 

加計学園疑惑の張本人・加計孝太郎と、森友・加計学園疑惑

の象徴的存在・安倍昭恵はなぜ出て来ないのか?

なぜ安倍首相はこの二人を「隠蔽」するのか?

 

ウソがつけないように「証人喚問」すれば一発で終わる話

ではないか。

 

産経新聞やネトウヨどもは大人ぶって、こんな問題に時間を

かけるべきではないと言うが、だったら「証人喚問」で早く

終わらせようじゃないか。

 

「証人喚問」を避け、国会で「記録がない」「記憶がない」

ばっかりだから、真相に近づけない。

 

もちろん、もう常識で考えれば、「縁故主義」、「身内への

利益供与」、という真相の見当はついているのだが、

それでもなお、「記録がない」「記憶がない」を貫けば、

権力は悪を隠蔽できるという前例を絶対に残してはならない。

 

民進党だろうが、共産党だろうが、どこが権力を握っても、

「記録がない」「記憶がない」は悪事の隠蔽には最強の言葉

だと、教訓を与えるわけにはいかないのだ。

 

これは優れて「公」の問題なのであって、「記録がない」

「記憶がない」を、日本の政治の将来のために、絶対に

容認してはならない!

そのためには、もう「証人喚問」しかなかろう!

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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